ハイスコープ教育財団とは? アメリカ教育視察①

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今年の3月にアメリカ、デトロイトへ行ってきました。

目的は、世界最先端の研究を行っているハイスコープ教育財団(HighScope Educational Research Foundation の国際学会です。

やはり、世界は進んでいました。

ハイスコープ教育財団とは?

私が参加した国際学会を主催High Scopeは、政府や助成財団からの資金で、幼児教育分野の研究やその成果の普及を行っている教育機関です。

ペリー幼児教育計画の追跡以外にも、ミシガン州政府の学業不振に陥る危険性のある4歳児のための就学前教育の評価研究や、デトロイト市の貧困地域での幼児教育の品質向上計画の評価を手がけているそうです。

参考:【アメリカ】 ペリー幼児教育計画-50歳時の追跡調査への準備http://www.blog.crn.or.jp/lab/01/55.html

ハイスコープ教育財団の研究成果の概要

幼児期の教育の重要性を証明した極めて有名な研究を発表しています。

「質の高い幼児教育」を行うことで、

・高校の卒業率を上げ、

・平均年収を上げ、

・反社会的な行動を抑制する

などの成果を上げています。

もちろん幼児教育にはお金がかかります。

しかし、成人してからの社会に還元される利益を統計的に出すと、幼児期の質の高い教育は圧倒的に社会にとって良いことが証明されています。

しかし、日本ではまだまだ幼児教育の重要性は完全に浸透していません。

一部の親は早めに気付き、子どものための投資を惜しまずに行っています。

しかし、ただ、闇雲に投資をすればいいというわけではないようです。

ハイスコープ教育財団のアクティブラーニング

子どもが「主体的」「能動的に」学ぶことが重要だそうです。

横文字で言うと、「アクティブラーニング」です。

学会で仲良くなった方が言っていたのですが、ハイスコープが持つアクティブラーニングの一つの要素として

Plan-Do-Review

というものがあります。

ここが、とっっっっても重要なのだと!!

ただ自由に遊ばせるのではなく、自分で計画を立てさせ、実践させ、振り返りをさせる

もちろん教師は近くにいますが「指示」はほとんどしません。

その代わりに様々なことを考え、子どもを助けています(教師のトレーニングは多岐にわたり、この中では説明しきれません。)

3~5歳の子どもであっても、一人の人。

一方的に指示を出すのではなく、一人の人として、計画、実践、振り返りをさせることも重要なのですね。

ハイスコープの研究については中室牧子教授が出版されている「学力の経済学」にも書かれています。

ぜひ、読んでみてくださいね。

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